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Google流資料作成術/コール・ヌッスバウマー・ナフリック

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シンプルなポイントを抑えるだけで、資料作成はここまで劇的に改善するものなのだ

「データを見せること」から「データを伝えること」へ。あなたのグラフ作成、資料作成を劇的に進化させてくれる一冊。

実際、この本を読んでから、すぐに自分の資料作り・グラフ作りが変わりました。

グラフに一手間加えれば、データの「伝える力」がグンと向上することがわかりました。

本書は、さくっと読めて一生使える考え方・スキルが身につきます。一読の価値ありです。

ココを読んでほしい!

円グラフの特徴は、全体と全体を構成する要素を示せることにあります。でも、そのグラフが読みづらいとしたら、そもそも何の意味があるでしょうか?

私も何度かは円グラフを使ってデータをまとめ、資料を作成したことがあります。ただ、その時はなぜ円グラフを使うのかとそこまで深くは考えていませんでした。

この本を通じて、データをもっとも効果的に伝えられるグラフは何か?ということを考えるようになりました。データをグラフに起こす前に、考えるべきことがあるのだと学びました。

私が使う基本色は、黒でなくグレーです。他の色を使う際に黒よりもグレーのほうが、より強いコントラストを作り出せるからです。

この文章も私の資料作りに大きく影響しました。

今までは黒を基本にグラフを描いていたので、これからはグレーを使うようにしようと思います。

 

『Google流資料作成術』のポイントまとめ

本書は、Googleでも教えていたデータビジュアライゼーションのコースを、
6つのレッスンにまとめなおしたものです。

各章ごとに1つのアイデアがまとめられており、
1通り読めば、すぐにでも自分の資料作成術に活かすことができます。

コンテキストを理解する

資料を作り込む前に何を伝えたいのかを簡潔にまとめること。
手を動かす前に目的をしっかりと考えること。

相手に伝わりやすい表現を選ぶ

データを見せるのにふさわしいビジュアル表現を選ぶこと。
円グラフは使わず、横棒グラフを利用しよう。
第二軸はできるだけつかなわいようにしよう。

不必要な要素を取りのぞく

認知的負荷を最小限に抑えよう。
資格認知のゲシュタルトの法則を活用しよう。
①近接 ②類似 ③囲み ④閉合 ⑤連続性 ⑥接続

相手の注意をひきつける

無意識的視覚情報を学び、サイズ、色、配置を戦略的に活用しよう。

デザイナーのように考える

「形式は機能に従う。」
データを使って相手に何をして欲しいか(機能)を考え、それをできるように視覚(形式)化しよう。
アフォーダンス、アクセシビリティ、審美性をいうコンセプトを取り入れよう。

ストーリーを伝える

ストーリーは、資料の伝える力を最大限に高める。
データを使ってストーリーを語ろう。

ケーススタディも多く含まれており読みやすい一冊。
また、レッスンは章に沿って進むので学習が身につきやすいです。
各章にはまとめもあり、復習もしやすいです。