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ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち/ポール・グレアム

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Y Combinatorの創立者 ポール・グレアムのエッセイ集

富の創り方からオタクについてまで、幅広いトピックを論じたエッセイ集 。

「ハッカーと画家」を読み解く

本書はすでにウェブ上にも公開されているエッセイを1冊の本にまとめたものです。
タイトルとなっている「ハッカーと画家」もそこ含まれるエッセイの1つに過ぎません。

もの創りという視点では、ハッカーと画家には共通点があるということを論じています。

どのエッセイも独立しているので、どこからでも読み進めることができます。

「ハッカーと画家」 目次

第0章 メイド・イン・USA
第1章 どうしてオタクはもてないか
第2章 ハッカーと画家
第3章 口にできないこと
第4章 天の邪鬼の価値
第5章 もうひとつの未来への道
第6章 富の創りかた
第7章 格差を考える
第8章 スパムへの対策
第9章 ものつくりのセンス
第10章 プログラミング言語入門
第11章 百年の言語
第12章 普通のやつらの上を行け
第13章 オタク野郎の復讐
第14章 夢の言語
第15章 デザインとリサーチ
第16章 素晴らしきハッカー

ココを読んでほしい!

しかし、自分が生きている時代の流行を見極めるには、意識的な努力が必要だ。距離を置いてくれる時間というものがない以上、自分で距離を作らなければならない。群集の中に埋もれるのではなく、なるべくそこから離れたところに立って、皆が何をしているか眺めるんだ。そして、特に抑圧されているアイディアに注意を払う。

「口にできないこと」というエッセイに書かれている言葉です。

自分のアタマで考えて世の中を見るには、意識的な努力が必要であることを再認識させてくれた一節でした。

感想

物事の考察をここまで深めて言葉にしているのは、とてもすごいことだと思います。

僕もブログを書く際に考えを言語化しますが、時間もかかり、決して楽な作業ではありません。

本書では、内容というよりもその言語化している姿勢から多いに学びがありました。